1’ [小説/mizuki/入水]

今日もまた安定をのみ考えているにはまともな人生さえ訪れないのだ。よく例えられるをもちうなら、計画をしつくしても破綻してしまう旅でいい。破綻している間は嫌なものだが、後から思えばその時のことほど強烈な記憶に残ることはない。このままに進んで行ったら実につまらないのものとして、人生は終局を告げる。次のために無理にでも勇敢に行動することで、破壊が訪れるのではなかろうか。

午後から晴れ。BGMはBostonのデビューアルバム。



助手席で聞いていた時子は気がつかない。時子の希望で見に行った映画に「好きな曲!センスいい!!」と叫ぶ男が出てきた。嫌なやつだと思った。映画のストーリー自体は朝の連続テレビ小説。若い女性が前向きにを勝ち取っていく。

Radioheadを聞いていて気がめいった先週よりも晴れ晴れしている。があり、それを取り外せない重さと息苦しさ。その中でうめくのもいいのだが。


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